初めてのキャバクラ体験入店|給料・持ち物・注意点の完全ガイド!

「体験入店」は、お店の雰囲気や仕事内容を知るための大切な機会です。
しかし、「興味はあるけど、どんな流れなの?」「持ち物は?」「お給料の仕組みはどうなるの?」など、事前に知っておきたいことも多いのではないでしょうか。
この記事では、キャバクラの体験入店の基本情報から当日の流れ、持ち物、お給料の仕組み、断り方まで詳しく解説します。
事前にポイントを押さえておけば、初めてでも安心して体験入店に挑めるはずです。
体験入店とは
体験入店とは、本入店の前に実際に働きながら、お店の雰囲気を確かめられるシステムです。
スタッフや在籍している女の子の雰囲気、客層、ノルマの有無やお店のシステムなどをチェックできます。
「思っていたのと違った……」というミスマッチを防ぐためにも、ぜひ活用してみましょう。
体験入店時の仕事内容
体験入店では、キャストとしての基本的な接客を実際に行うことができます。
<体入時の基本のお仕事内容>
・お酒を作るサポート
・タバコの火をつけるお手伝い
・お客さんの手洗い後におしぼりを渡す
・会話を楽しみながら場を盛り上げる
・お客さんがリラックスできる空間を作る
実際には、先輩キャストのヘルプとして接客の場に入り、お店の雰囲気や接客の流れを体験する形が多いです。
お客さんとの距離感や接客スタイルを知る良い機会になるでしょう。
転籍で体験入店をする経験者の方の中に、自分のお客さんを呼びたい方もいるかもしれません。
どうしても呼びたいという場合は、事前にお店に確認しておくと安心です。
体験入店でもらえる給料
体験入店でも給料はもらえます。
ほとんどのお店では、その日のうちに現金で支給されますが、一部のお店では銀行振込の場合もあります。
時給は3,000円~4,000円前後に設定されていることが多く、体験入店で3~4時間働くと受け取れる金額は7,000円~15,000円程度が目安です。
ただし、体験入店の給料は、経費を差し引いた金額で支払われることを知っておきましょう。
具体的には、ヘアセット代、ドレスレンタル代、送迎費、源泉徴収(10%)、厚生費(5〜10%程度)などが控除されることが一般的です。
ただし、引かれる経費の内容や金額はお店によって異なるため、体験入店前の面接時に気になる点を確認しておくと安心です。
また、体験入店で受け取った給料にも税金が発生します。
確定申告や住民税の申告などを忘れずに行い、しっかり納税しましょう。
お店ごとに体験入店のスタイルは異なる
キャバクラの体験入店では、お店ごとに対応が異なります。
基本的には、先輩キャストのヘルプにつきながら接客を体験するスタイルが一般的です。
ただし、お店によっては最初から1人でお客さんの席につくこともあります。
また、最初に店内の雰囲気を簡単に見学できることもありますが、「見学のみ」で終わるケースは少なめ。
どのような形で体験入店が進むのか、お店の方針やその日の状況によって変わるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
また、交通費の支給有無や連絡先交換のルール、働く時間なども店によってさまざまなので、全部確認しようね!
体験入店の流れと必要な持ち物
初めての体験入店は不安なことも多いかもしれませんが、しっかりと事前準備をしておけば安心です。
体験入店の流れと必要なアイテムをしっかり把握して、自信を持って初めてのお仕事に挑戦しましょう。
体験入店の流れ
まずは働いてみたいお店を決めて応募をします。
次に、お店で面接を受け、仕事内容やルールの説明を受けます。
体験入店で働くことを受け入れてもらえたら、その後、ドレスに着替え、ヘアメイクを整えて準備万端に。
実際の接客で必要なドレスや靴、髪型などは多くのお店で貸し出しがありますが、念のため面接時に確認しておきましょう。
初めてのお仕事では、先輩キャストのサポートを受けながら接客を体験します。
体験入店が終わったあと、その日の給料を受け取ります。
体験入店期間が終わると、そのお店で働くかどうかの選択をしなくてはいけないので、自分が働く上で大事にしたいポイントをしっかりと見極めながら働きましょう。
必要な持ち物
体験入店の際に持参するものはお店によって異なりますが、基本的には以下のアイテムが必要です。
・顔写真付き身分証明書(年齢確認のため必須)
・ハンカチ(グラスを拭いたり膝の上に置いたり便利です)
・ライター(タバコを吸うお客さんへの配慮)
・ボールペン(空名刺に名前を書き、お客さんに渡す際に使用)
・バッグ(必要最低限のものを収納できる小さめのバッグ)
・ドレス・靴(お店でレンタルできることもありますが、確認を忘れずに)
・ストッキング(お店が準備してくれることもありますが、予備があれば安心)
これらを準備することで、スムーズに体験入店が進むので、事前に確認し、準備万端で臨みましょう。
体験入店後の対応方法
体験入店後、働くか否かの決断をしなければなりません。
お店が自分に合わないと感じたら、他のお店を検討するのも一つの選択肢です。
本入店を断る際は、丁寧かつスマートな言い回しが必要です。
冷静に考え、後悔しないように対応しましょう。
本入店or他店を決めるときのポイント
体験入店は1店舗につき1回限りが基本。
そのため、しっかりお店の雰囲気や待遇を確認することが大切です。
人間関係は悪くないか、頑張りを評価してくれるお店か、お客さんの層は自分にあっているかなど、実際に働いたときのことをイメージしながら冷静に考えましょう。
なお、体入時の時給は本入店より高めに設定されていることもあるため、条件だけで判断するとギャップを感じることも。
もし迷う場合は、他のお店の体験入店を試してみるのも一つの方法です。
本入店を断る場合のスマートな伝え方
体験入店後、本入店を断る場合、電話やメール、LINEを活用するのが便利です。
直接会わずに伝えられるため、雰囲気に流されやすい人にもおすすめです。
もし断りづらいのであれば、「少し考えさせてほしい」「他のお店の面接を受けるので、それまで待ってほしい」とお願いし、その後、非対面の方法で断るとスムーズに進むでしょう。
体入荒らしと誤解されないためのポイント
真剣に体験入店をしていても、いくつかのお店を回った結果、「体入荒らし」と認定されてしまうことも……。
ここでは、誤解を避けるために必要な注意点やコツをお伝えします。
体入荒らしって何?
「体入荒らし」とは、本入店する意志がなく体験入店を繰り返し日払いを得る行為。
金銭的な理由や自由な働き方を求める人に見られますが、これが続くと、まれに店舗間で情報が共有され、信頼を失い働きにくくなる可能性があります。
繰り返さないように注意が必要です。
体入荒らし認定を受けないためのコツ
「体入荒らし」と誤解されないためには、体験入店時に本入店の意志を示すことが大切です。
面接時や体験入店後には、疑問点を積極的に質問したり、誠実に自分の希望を話したりするとお店側も安心するでしょう。
接客につくときには、お客さんとまじめに向き合う姿を見せることで、誤解を避けられます。
また、体験入店の回数が多すぎると誤解を招くため、体験入店をする店は3、4店舗にとどめることをおすすめします。
まとめ:体験入店で自分に合ったお店を探そう
キャバクラの体験入店は、お店の雰囲気や仕事内容を知る大切なステップです。
事前に準備をしっかりすれば、初めての方でも安心して参加できます。
お給料や店ごとのシステムを理解し、体験入店後の対応を考えておくことで、スムーズに次のステップに進めるでしょう。
自分に合うお店かどうかを見極めるために、ぜひこの記事を参考にしてください。