夜職で副業ってできる?会社にバレない働き方や注意点・確定申告の必要性まで徹底解説!

キャバクラやガールズバー、スナックなど、夜職で働く人の中には、昼は会社員として働く「副業組」も意外と多いんですよ。
しかし「本当にバレずにできるの?」「手渡しでも大丈夫?」と不安になる方も多いはず。
この記事では、夜職の副業を始めたい方に向けて、メリットや注意点、確定申告のポイントまで、わかりやすく解説します。
バレずに安心して夜職をスタートしたい方、必見です!
夜職の副業をするメリットとは

夜職を副業に選ぶ理由は人それぞれ。
中には、「昼職だけでは収入が物足りない」と感じて始めた人もいるでしょう。
では、なぜ数ある選択肢の中から「夜職」を選んだのでしょうか?
ここでは、夜職を副業にするメリットについて紹介します。
短時間で効率よく稼げる
夜職の大きな魅力のひとつは、短時間で効率よく高収入が見込めることです。
昼職では1日8時間働いても手取りが少ないこともありますが、夜職の副業であれば、数時間の勤務でもまとまった収入を得ることができます。
時間の自由度が高く、効率的に稼げるため、本業との両立もしやすいのもメリットです。
コミュニケーション力や美意識がアップする
夜職では接客が重要なスキルとなり、気配りや対応力が自然と身につきます。
多くの人と話す中で、相手に合わせた話し方や雰囲気づくりができるようになり、コミュニケーション能力がぐんとアップするんです。
また、夜職の仕事場には華やかに美しく着飾ったキャストがたくさんいます。
そうした世界に身を置くことで、自分自身の美意識も高まっていきます。
これらのスキルは、将来的にどの職種でも活かすことができるようになるのもメリットです。
将来の選択肢が広がる
夜職での経験は、将来の選択肢を広げてくれます。
お店に来るお客さんは、昼職だけでは出会えなかったような様々な人たちがいるので、自然と自分の視野も広がります。
また、一緒に働くキャストの中には、接客業にとどまらず、独立や起業を目指す人も多く、実際にナイトワークからステップアップした人も多くいるんです。
自分に合ったライフスタイルを見つけるヒントにもなります。
仕事別でみる夜職の副業おススメ度

夜職といっても、仕事内容や働き方は色々あります。
どの仕事が自分に合っているか、また副業として働きやすいかを選ぶのもポイントです。
ここでは代表的な夜職を5種類紹介し、それぞれの特徴やおススメ度を解説していきます。
キャバクラ
高収入が見込める代表的な夜職です。
時給が高く、指名やドリンクバックでさらに稼げる可能性も大。
トーク力や接客スキルが求められますが、しっかりと稼ぎたい人にはぴったりです。
ただし、シフトの自由度や店舗の雰囲気はお店によって異なるため、事前のチェックが必要です。
副業おススメ度:★★★★☆
クラブ
クラブはキャバクラよりも格式が高く、落ち着いた接客スタイルが求められます。
お客さんも年齢層が高く、上品な対応やマナーを大切にする方が多いのが特徴です。
接待などで利用されることもあるため、ある程度の教養や礼儀が求められます。
30代以上の女性にも人気の職種ですが、副業としてはそれなりにハードルも高めです。
副業おススメ度:★★★☆☆
ラウンジ
ラウンジは、キャバクラとクラブの中間のような存在です。
一組のお客さんに対し複数のキャストで接客をします。
ノルマはなくシフトも自由出勤なお店が多いので副業には向いています。
ただし、店舗によって雰囲気が違うため、自分に合うお店を見つけることがポイントです。
副業おススメ度:★★★★☆
ガールズバー
カウンター越しでの接客が基本で、お客さんと一定の距離が保てるのがガールズバー。
ドリンクを一緒に飲むスタイルはありますが、比較的ライトな雰囲気で働けます。
トーク力に自信がある人はより活躍できるでしょう。
副業おススメ度:★★★★★
スナック
アットホームな雰囲気が魅力のスナック。
常連さんとの温かい関係性が築けるのが特徴です。
ナイトワーク初心者にもチャレンジしやすいスタイルです。
働くキャストの年齢層が高めでも受け入れられやすく、自分らしく働きたい人に向いています。
副業おススメ度:★★★★★
夜職の副業バレの原因とは

夜職の副業を昼の仕事場に知られては困るという人は多いはず。
ちょっとしたことがきっかけでバレてしまうケースは少なくありません。
原因を知って対策しておけば、バレるリスクはぐっと減らせます。
ここでは代表的な6つの原因を解説しますので参考にしてください。
出勤途中や来店でバレる
出勤する途中の街中で目撃されたり、働いているお店に会社の人やご近所さんが来店したりと、偶然出くわしてしまうケースがあります。
完全に防ぐのは難しいですが、リスクを減らすためには、家や職場から離れたエリアのお店を選ぶのがポイントです。
また、会社の同僚が来そうな繁華街も避けた方が良いでしょう。
SNSの投稿やお店のホームページでバレる
お店から発信しているSNSやホームページからバレてしまう場合もあります。
なるべくわからないようなアングルからの写真や、お店のスタッフに協力してもらって、バレないようにしてもらうなど対策しましょう。
社内の同僚に話してバレる
仲がいいからと同僚に気軽に話したことや、飲みに行った席でポロリと話したことが、思わぬ形で広まってしまうケースもあります。
こういった噂話は広がるのが早いので要注意。
副業はあくまでプライベートなこと。
たとえ親しい同僚でも、話さない方が無難です。
持ち物や服装でバレる
昼職に不釣り合いなブランドバッグや派手なネイル、メイクがきっかけで「何かやってる?」と疑われるケースもあります。
うっかりにじみ出る副業感を極力抑えて、昼職の場に馴染むバランス感覚が必要です。
住民税の支払いからバレる
夜職の副業がバレる原因のひとつに、住民税の通知があります。
副業で収入があるとその分住民税が増え、本業の会社が支払う額に差が出て気づかれることも。
これを避けるには、確定申告のときに「住民税は自分で納付(普通徴収)」を選ぶのがポイント。
ただし、自治体によっては自動で会社経由(特別徴収)にされることもあるので、気になる人は事前に市区町村に確認しておくと安心です。
確定申告をしないでバレる
副業の収入を申告せずに放置していると、税務署からの通知で発覚する可能性があります。
税務調査の対象になることもあるため、「バレなければ申告しなくてもOK」は危険。
特に年間で20万円を超える収入がある場合は、きちんと確定申告をしてリスクを回避しましょう。
確定申告の必要性については、次の項目で詳しく説明します。
確定申告はなんで必要!?

夜職の副業で収入が増えるのは嬉しい反面、税金面での知識がないと、思わぬトラブルを招くことがあります。
特に「確定申告って必要なの?」と疑問に思っている人は要注意。
ここでは確定申告が必要なケースや、申告をしない場合のリスクについてわかりやすく解説します。
副業所得20万円超えなら必要
副業で年間20万円を超える所得がある場合、原則として確定申告が必要になります。
ここでいう「所得」とは、売上から経費を差し引いた金額のこと。
手渡しでの収入でも、帳簿や記録があれば課税対象になります。
「ちょっとしたバイトだから」と油断せず、しっかり確認しましょう。
年末調整をしてても必要な場合がある
会社で年末調整をしていても、副業による所得がある場合は確定申告が必要になることがあります。
副業の収入が一定額を超える人や、医療費控除やふるさと納税などの控除を受けたい人は、自分で確定申告を行う必要があります。
会社任せにせず、自分で確認する習慣をつけましょう。
確定申告をしないリスクと罰則
申告義務があるのに確定申告を怠ると、無申告加算税や延滞税などのペナルティが課されることがあります。
悪質と判断された場合は重加算税の対象になる可能性もあります。
また、税務署から職場に連絡が入ることで副業がバレるリスクも高まるため注意が必要です。
確定申告は節税や返金のチャンス
確定申告を正しく行うことで、節税に繋がるケースもあります。
たとえば、必要経費をきちんと計上したり、医療費控除や社会保険料控除などの控除を活用すれば、納めすぎた税金が戻ってくることも。
「損しないため」にも、正しい申告は大切なことです。
夜職の副業をする際の注意点

夜職の副業の働き方やお店選びによってはトラブルに繋がるケースがあります。
リスクを回避しつつ働くために、いくつかのポイントをお伝えします。
昼職に影響の出ない働き方をしよう
昼と夜、続けて働くのは心身ともに超ハード。
しかも、夜職では接客をしてお酒も飲み、帰宅するのも遅い時間になりがち。
無理をしていると、翌日の本業に支障が出るばかりか、体を壊してしまいます。
副業は週に数回や短時間勤務にするなど、体調やメンタルと相談しながら働きましょう。
副業に理解のある夜職のお店を選ぼう
夜職の中でも、副業OKでシフトが自由なお店もあれば、レギュラー出勤を求めるお店もあります。
キャバクラなどはノルマのあるお店も多いので、事前に確認が必要です。
「昼職があること」を正直に伝え、副業に理解のあるお店を選びましょう。
手渡しはメリットもあるが注意も必要
夜職の中には、報酬を現金で「手渡し」してくれるお店もあります。
その場で受け取れる即日払いは魅力ですし、自分でお金の管理がしやすいと感じる人も多いでしょう。
ただし、現金だからといって税金の申告が不要になるわけではありません。
収入がある以上、確定申告の義務は変わりません。
手渡しでも、メモや収入の記録はきちんと残しておくことが大切です。
万が一、税務署の調査が入った場合に備えて、証拠が残る形で管理しておきましょう。
税金・確定申告の知識を持っておこう
ちょっとお小遣い稼ぎに副業をやったつもりでも、収入があれば課税対象になります。
確定申告や住民税の知識を持っていないと、大きなトラブルに繋がる恐れも。
最低限の知識だけでも押さえて、不安なく働けるようにしておきましょう。
まとめ|夜職の副業はバランス感覚と知識を持って働こう

夜職の副業は、効率よく稼ぎながら自分を磨けるチャンス。
しかし、昼職とのバランスを考えないと仕事に影響が出たり、健康を崩すことにもなりかねません。
また、副業と思って軽い気持ちでやると、税金面で思わぬリスクに直面する可能性もあります。
副業は、働き方の工夫と最低限の知識を持って働きましょう。