ラウンジ嬢のリアル|仕事内容や向いている人の特徴、キャバクラとの違いが丸分かり!

きらびやかなところで働けるイメージがあるラウンジ嬢。
ですが実際に働くことを考えると、具体的な仕事内容や給料、システムなど、知っておきたいことはたくさんありますよね。
本記事では、さまざまな疑問に答えながら、ラウンジ嬢として働く前に押さえておきたいポイントをわかりやすく解説します。
未経験の方でも安心してスタートできるよう、必要な情報を基本知識から紹介します!
ラウンジとは?キャバクラとどう違う?

まずはラウンジがどのような場所なのかを紹介します。
ラウンジの基本システムを知った上で、キャバクラとの違いも押さえましょう!
ラウンジの基本的な仕組み
ラウンジは、スナックとクラブの中間のような立ち位置の業種です。
店内は、高級感漂う落ち着いた内装であるのが一般的。
個室も多い傾向にあるので、接待の場としてもよく利用されます。
ラウンジでは、来店したお客さんを店全体で接客するスタイルが基本で、特定のキャストが一対一でお客さんに付くわけではありません。
サービスは会話がメインで、キャストが一緒に座りながら会話することもあれば、お客さん同士で会話を楽しむケースもあります。
そして、ラウンジで忘れてはならないのがお店の中心となる「ママ」の存在。
ママによってお店のルールや空気が決まる場合が多いため、店によって雰囲気や接客スタイルはがらっと異なります。
ラウンジとキャバクラとの違い
夜のお仕事の中でも、混同しやすいのがラウンジとキャバクラ。
どちらも、カウンターから出て接客するので、似たようなイメージを持っている人も多いと思います。
しかし、働く側からの目線に立ってみると実は結構違いがあるんです。
多い客層
どちらも接待の場として使われることが多いですが、客層には少し違いがあります。
【ラウンジ】
・30代以上の落ち着いた人や、40代以降の社会的地位が高い人が多い。
・富裕層も多く、客単価は高め。
【キャバクラ】
・20代~60代まで幅広い年齢層が訪れる。
・女の子と盛り上がりたい人や、マンツーマンでキャストとの擬似恋愛を楽しみたい人が多い。
指名の有無
キャストと飲む際に指名が必要かどうかも異なります!
【ラウンジ】
・指名制度がない店が多い。
・指名に使われるパネル写真などもないのが基本なので、ネットなどでの顔出しが求められない。
・指名制度がある店では、一回指名されると永久指名となり、基本的に指名変更はされない。
【キャバクラ】
・初めてのお客さん以外は、指名して特定のキャストと飲むのが基本。
・途中で指名を変更することもできるため、お客さんの心を掴み続けることが大事。
・指名を取るために、HPなどのサイトに顔が載ることもしばしば。
接客時の服装
「夜のお店=ドレス」というイメージがあるかもしれませんが、実は全ての業種がそうなわけではないんです!
【ラウンジ】
・ワンピースなど、清楚系の上品な私服が基本。
・出勤時と同じ服装で働く子も多い。
・店によっては決まったコンセプトに沿って、着物やスーツなどで接客する場合も。
・髪型は自然な雰囲気が好まれ、セルフで整えるのが一般的。
【キャバクラ】
・きらびやかなドレスが基本スタイル。
・ラウンジ嬢よりも露出が多めで、セクシーで大人な雰囲気が好まれる。
・髪はお店でしっかりとセットするのが一般的。
ノルマや罰金
店や契約によってルールは異なりますが、業種によってノルマなどへの慣習も違います。
【ラウンジ】
・個人に課されるノルマは基本的にはない。
・自分の接客やその日の売り上げによる罰金や罰則もない。
【キャバクラ】
・個人ベースのノルマが明確に示されるのが一般的。
・ノルマを達成できなかったときに罰金が課される場合もあるが、売り上げに応じてボーナスが出るお店も多い。
接客・仕事内容
お客さんを楽しませるという点は一緒ですが、キャバクラの方がより接待色・営業職が強い傾向にあります。
【ラウンジ】
・特定のキャストが卓に付くのではなく、複数人のキャスト、ないしは店全体で接客するスタイルが基本。
・場合によっては、一人の女の子が複数のお客さんを相手することもある。
・接客時はお客さんの隣に座ることが多いが、キャストがお酒を作ったりおしぼりを渡したりはしない店が多い。
・メインの仕事はお客さんと楽しみながら会話をすることなので、お酒を飲めなくても会話力次第で活躍できる。
・落ち着いた雰囲気の中での会話スキルが求められる。
・営業色は薄く、店外での営業メッセージや同伴などはあまりしない。
【キャバクラ】
・お客さんの隣に座ってマンツーマンで接客するため、ラウンジと比べて個人プレイ感が強い。
・お客さんのお酒を作ったり、タバコの火を付けたりするのもキャストの仕事。
・自分を指名してもらうことが給料に直結するため、アフターや同伴、営業メッセージなどで時間外にもアプローチが必要。
・お客さんにお酒を降ろしてもらうことで収入アップに繋がるため、お酒が飲めた方が有利。
・ときにはワイワイと盛り上がれる、ノリの良さが求められる。
ラウンジ嬢に向いている子の特徴3選

ここではラウンジ嬢に向いている女の子の特徴を紹介します。
今この特徴に当てはまっていなくても、働く中で身に付けられるスキルもありますよ!
1.人と会話するのが好き
ラウンジはお客さんとの会話がメインの仕事なので、初めての人や知らない話題でも楽しんで会話できる子の方が働きやすいでしょう。
ラウンジでは、場を盛り上げるよりも、相手と気持ち良く言葉のキャッチボールができるスキルの方が大切です。
会員制ラウンジなどでは、業界で有名な人もよく来るので、人脈作りをしたい人もコミュニケーションスキルを磨いておくと良いですね!
2.落ち着いた雰囲気で接客できる
ラウンジには、ワイワイ盛り上がる目的ではなく、しっとり飲むのを楽しみにくるお客さんが多く訪れます。
そのため、店の雰囲気を壊さないよう、落ち着いた接客をできる子の方が好まれる傾向にあります。
富裕層や社会的地位が高いお客さんも多いので、会話の中で難しい話題が出たりや知的な返しが求められる場面も多いです。
そうしたときにも話を続けられるよう、普段から時事的な知識や経験を蓄えておくと良いでしょう!
また、話がよくわからず付いていけないときに、ノリや雰囲気でやり過ごすのはおすすめしません……。
最後まで真摯に相手の話を傾聴することで、場を壊さず、次回に知識を活かせますよ!
3.チームプレイが得意
他のキャストと一緒に接客することがほとんどなので、チームワークがばっちりとれる子の方がラウンジ嬢として活躍できます!
自分だけが気に入られるようにするのではなく、お店を気に入ってもらえるようにという気持ちで働ける人の方が楽しく働けるでしょう。
うっかり他の子を下げるような表現をしてしまうと、お店にも居づらくなってしまうので注意です。
ラウンジ嬢の給料と収入アップのコツ

人気レベルによって給料が大きく変動するイメージがある夜の仕事ですが、実はラウンジ嬢は比較的安定した収入が得られるって知っていましたか?
ここでは、給料アップのためにできることも合わせて紹介します♪
給料の基本的な仕組み
ラウンジでは、働いた分だけしっかりと基本給がもらえます。
時給制を取り入れているお店が多く、店のレベルによって2,000円~7,000円とその金額は幅広いんです。
高級ラウンジでは、日給制を取り入れているところもしばしば。
働いた日数に応じてしっかりと収入が入るのが嬉しいですよね!
また、基本給に加えてバックが入るお店もあります。
そのようなお店では、お酒を入れてもらったり、指名をもらったり、同伴したりすればバックでさらに稼げちゃいます。
ただし、バック制度がないお店も多いので、がっつり稼ぐというよりは、安定した給料を手に入れたいと考える女性におすすめです。
稼ぐために意識すべきポイント
毎月のお給料が安定しているのは嬉しいけど、もう少し収入があればなーという方もいますよね。
バックが入るお店で働いているなら、接客態度や身なり、会話術のスキルを上げることで、指名本数を増やすのがおすすめ!
少し営業要素も必要ですが、お客さんへのお礼なども忘れず行うこと次回の単価があがることも期待できます。
また、稼ぎたいのにバックが入らないというお店で働いているなら、思い切って別のお店に移動するのもアリです!
最初が高時給のお店より、昇給制度があるお店の方が稼ぎやすい場合もありますよ!
ラウンジ嬢として働く前に確認すべきポイント

ラウンジは、オーナー兼キャストのトップであるママがルールです。
お店によって給料や働き方が大きく違うので、ラウンジ嬢として働く前にまずは体験入店してみるのがおすすめ。
チームプレイで接客するのが一般的なラウンジでは「働きやすさ」がなにより大事なポイントです。
体験入店の際は、給料やお店のシステムを確認するだけでなく、ママや店内の雰囲気、人間関係などもよく見ておきましょう。
体験入店は2店舗以上行って比較するのが良いでしょう。
店ごとの違いや、強みも見えやすくなりますよ!
まとめ|ラウンジ嬢は落ち着いた環境で安定した収入を目指せる

ナイトワークの中でも、ラウンジは比較的落ち着いた雰囲気の中で働けるお仕事です。
お酒を飲めなくても、お客さんとの会話を楽しめる人なら未経験からでも活躍できちゃいます♪
安定した収入も魅力なので、頑張ったご褒美に好きなものを買うのもいいですね!
体験入店してみて、ぜひ自分に合うお店を見つけてみてくださいね。