【初心者必見】キャバクラの「ボトル」とは?キープの意味やメリットを徹底解説!

キャバ嬢として働くなら、「ボトル」についての知識はしっかり持っておきたいもの。
この記事では、キャバクラにおけるボトルの基本知識や種類、相場、売上との関係などを、未経験の女の子でもわかるように解説しています。
ボトルを制するものは売上も制する!
指名やドリンクとの違いも整理しているので、これから働く方はしっかり読んでくださいね♪
キャバクラの「ボトル」って?

キャバクラの「ボトル」にはいくつか種類があります。
ここではボトルの基本から種類、値段の目安、キャバ嬢との関係までを解説!
単なるお酒としてだけでなく、売上やお給料との関係、接客のコツまで紹介していきます。
ボトルとは?基礎知識を押さえよう
キャバクラの「ボトル」とは、お客さんが注文する1本単位のお酒のこと。
例えばシャンパン、ワイン、焼酎、ウイスキー、ブランデーなどが「ボトル」に当たります。
お酒の種類やレベルに応じて値段はピンきり。
「抜きもの」と呼ばれるシャンパンやワインは価格が高めに設定されていることが多く、イベントやお祝いごとのときによく出されます。
一方、焼酎やウイスキー、ブランデーはお店にキープしておくお酒として注文されることがほとんど。
何日にも分けて飲めるので「次回来たときも飲めるように」とボトルで頼むお客さんが多いんです。
お客さんがボトルを入れてくれるのはどんなとき?
ボトルが入るタイミングはさまざまですが、女の子との距離が縮まりそうなときやもっと縮めたいときに入れてくれることが多いです。
例えばこんな場面。
・「また来るね」という気持ちを込めてくれるとき
・もっと長く一緒にいたいと感じてもらったとき
誕生日などの特別な日には高級ボトルが選ばれることもしばしば。
記念日に特別なボトルを入れてもらうには、普段から信頼関係を築いておくことが大切ですよ♡
キープボトルって何?
「キープボトル」とは、その名の通りキープできるタイプのボトル酒のこと。
一度注文すれば、お店に預けておけるので、次回来店時にも同じお酒を楽しめます。
銘柄やグレードはお客さんが自由に選べますが、焼酎やウイスキーが定番で、氷や割りものと一緒に飲むスタイルが主流です。
キープボトルがあると、「自分の席があるような感覚」が生まれやすくなり、再来店のきっかけにもなります。
ただし、キープには期限がある場合がほとんど。
期間を過ぎると処分されてしまうこともあるので、なるべくその前に再来店してもらえるよう、こまめに連絡を取りましょう。
「ハウスボトル」とは?「キープボトル」とどう違う?
キャバクラには「ハウスボトル」と呼ばれる無料のお酒も用意されています。
これはセット料金に含まれており、お店がサービスとして提供するもの。
種類は限られますが、いくら飲んでもお客さんへの追加料金は0円です。
そのため、ハウスボトルで飲んだお酒分はキャストの売上には反映されないので注意しましょう。
売上を上げるなら、キープボトルや、グラス単位のお酒を頼んでもらえるような工夫が必要です。
一方でキープボトルは、お客さん自身が購入してお店に預けるお酒です。
この分はしっかりキャストの売上としてカウントされます。
なお、キープボトルはお客さんさえ良ければいただいてOKですが、基本的にハウスボトルのお酒をキャストが飲むのはNG。
キープボトルとハウスボトルの違いをしっかり理解しておくと、接客時の提案に役立ちますよ。
キャバクラで扱われるボトルの種類と相場

キャバクラではさまざまなお酒がボトルで用意されていますが、どんな種類があって、いくらくらいするのかも知っておくべきところです。
ここでは定番のお酒の種類と、金額帯を表にしてわかりやすく解説します。
しっかり押さえておけば、お客さんの好みやお財布事情に合わせてすすめやすくなりますよ♪
シャンパン・ワイン・焼酎にはどんな種類がある?
キャバクラでよく扱われているのは、以下のお酒たちです。
種類 | 代表的な銘柄 | 味の特徴 | よく出るシーン |
---|---|---|---|
シャンパン | モエ・エ・シャンドン、ドンペリ、ヴーヴ・クリコ、ソウメイ | フルーティーで華やか。飲みやすく見た目も豪華。 | イベント、バースデー、盛り上げたいとき |
ワイン | オーパス・ワン、シャトー・マルゴー、ロマネ・コンティ | 赤は渋みやコクがあり、白はすっきりとした酸味。 | ワイン好きのお客さんや落ち着いた席 |
焼酎 | 黒霧島、魔王、中々、いいちこ | 芋はコク深く香りが強め、麦はすっきりまろやか。 | 長期キープや飲み慣れたお客さんとの会話時 |
ウイスキー | 山崎、響、角、マッカラン | 香り高く、ロック・水割り・ハイボールで楽しめる。 | 落ち着いた雰囲気や大人の場面 |
ブランデー | ヘネシー、レミーマルタン、カミュ、ルイ13世 | 芳醇でまろやか。熟成感のある深い味わい。 | 年配客やVIP、特別な席での“粋”な演出時 |
ボトルの値段はどのくらい?金額別にざっくり紹介!
お酒の金額は、種類やブランドによって大きく異なります。
キャバクラではお店の設定価格があるため、市販よりも割高です。
価格帯 | 主なお酒の種類 | 特徴・アピールポイント |
---|---|---|
5,000~10,000円 | 焼酎(いいちこ、黒霧島など) | キープ用や会話の入り口に最適。手軽でリスク少なめ。 |
10,000~30,000円 | シャンパン(モエ等)、ワイン(テーブル銘柄)、ウイスキー(角など)、ブランデー(VSOPクラス) | 初回や軽めの勝負におすすめ。ブランデーは2.3〜2.8万円から置いてあることが多め。 |
30,000~50,000円 | シャンパン(ヴーヴ、ペリエ)、ウイスキー(響、知多)、ブランデー(XOクラス) | 売上をしっかり上げたいときにおすすめ。高級志向なお客さんへのアプローチにも効果的。 |
150,000~500,000円 | 高級シャンパン(ドンペリ、アルマンド)、高級ワイン(シャトー系) | 豪華演出や誕生日・イベントなどで出ると、確実に盛り上がる。特別な1本としておねだりすべし。 |
500,000~1,000,000円 | DRCワイン(ロマネ・コンティ)、特別ボトルのアルマンド、超プレミアムウイスキー | 滅多に出ないが、出せたら伝説級。No.1を狙う場面で意識したい。 |
1,000,000円~ | アルマンド特注ボトル、ロマネ・コンティのヴィンテージ、ル・パン、ブランデー(ルイ13世など) | 店の売上を動かす最上級ライン。超VIP対応や締め日などで伝説を作るボトル。 |
ボトルとキャバ嬢の売上との関係は?

キャバクラにおけるボトルは、単なる飲み物以上の意味を持っています。
売上やお給料にも影響があり、上手に活用することでお客さんとの関係性を深めることも。
ここでは、ボトルと売上との関係やボトルがどういう場面で活かせるかをまとめています。
ボトルはお給料につながっている
ボトルの売上は、キャバ嬢のお給料にも反映されます。
ボトルが入ると、バックとして数%~数十%がキャバ嬢に入ることが多く、ドリンク1杯よりもボトル1本の方がバック率は高いんです!
さらに、ボトルの種類によっては翌月の時給に影響するケースも。
お給料アップのためにも、お客さんにボトルを提案する価値は十分にありますよね。
ボトルが再来店のきっかけになる
お客さんがボトルをキープしていると、「また来ようかな」という気持ちになりやすくなります。
これはお店側にとってもキャバ嬢にとっても大きなメリット。
会話の中でさりげなく「キープもできますよ」と伝えることで、リピーター作りにもつながります。
ただし、ボトルを入れてもらうためには、また会いたいと思わせるような接客ももちろん必須!
「この子と飲むためにボトル入れちゃおう」と思われる女の子を目指しましょう。
ボトルを入れてもらうためのポイントは?NG例も紹介

お客さんにボトルを入れてもらうためには、タイミングと伝え方が大事。
無理にお願いしてしまうと逆効果になりがちなので、自然にすすめる方法を知っておくと安心です。
ここでは実際のトーク例や接客のコツを紹介します。
ボトルを頼むメリットを伝える
お客さんがお酒に悩んでいるときは「キープボトルだと、次来たときも楽しめますよ♪」など、ボトル酒を頼むメリットをやんわり伝えるのがおすすめ。
お客さんのタイミングや気分を見て、無理のない形で提案することで、スムーズにボトルにつながりますよ。
お客さんに合わせて声かけを変える
お客さんの性格に合わせておねだりの声かけは変えましょう。
性格や年齢別に何パターンか持っておくといいですよ。
ふとっぱら系のお客さんには、「このお酒飲んだことないから、飲んでみたいな」とストレートにおねだりして満足感をくすぐってみましょう。
若い人や最新・SNS映え気にする系なら「シャンパンで一緒に盛り上がりたいな」が効果的。
自分にハマってる系なら「このお酒が置いてあったら、見る度に○○さんを思い出せそう♡」って甘える感じが◎。
お財布の紐硬い系なら「キープボトルなら単品ドリンクよりお得だよ。その分もう1回会いにきてくれたら嬉しいな」って、頼る感じで伝えるのがおすすめです♪
しつこいのはNG!様子を見ながらすすめよう
「ボトルなんてどうですか?」と何度も聞かれると、お客さんもプレッシャーを感じやすくなります。
大切なのは、相手の表情や反応を見ながら会話をすすめること。
良い雰囲気のときや、盛り上がっているタイミングで、自然に提案してみましょう。
信頼関係ができるまでは、様子を見ながらアプローチしていくのが吉です。
まとめ|キャバクラのボトルを知って接客に活かそう

キャバ嬢にとっての「ボトル」はただの高級なお酒ではなく、自分の売上につながる大切なものです。
種類や価格帯、売上との関係などをきちんと理解しておくことで、お客さんへの提案もしやすくなります。
ただし、すすめるときはタイミングや相手との距離感を見ながら自然に伝えることが大切です。
基本を押さえて、スマートに対応できるキャバ嬢を目指しましょう。