キャバクラにくる痛客ってどんな人?あるあるからLINEの特徴・痛客の対処法を徹底解説!

キャバクラにくる「痛客」の存在。
恋人気取りで距離を詰めてくる人、LINEで四六時中絡んでくる人、プライベートをしつこく聞いてくる人……。
相手はお客さんだからこそ、強く言えずに我慢してしまうことも多いですよね。
でも大丈夫。
ちょっとした工夫や心構えで、痛客とのストレスは大きく変わります!
この記事では、「痛客の特徴」「LINEでのサイン」「上手なかわし方」から、最終的に「心を守る考え方」まで、キャバ嬢のリアルに寄り添って徹底解説していきます。
キャバクラにくる「痛客」とは?
キャバクラではいろんなお客さんが遊びにきますが、中でもキャスト泣かせなのが「痛客」と呼ばれる存在。
キャバクラの「お客さん」と「キャスト」であることを忘れ、自己中心的な言動で、距離感を無視したアプローチや、過剰な期待を押しつけてくるのが特徴です。
ここでは、そんな「痛い」お客さんの特徴と問題点を詳しく紹介しますね。
痛客ってどんな人?
キャバクラで「痛客」と呼ばれるのは、お金の有無に関係なく、キャストに対して迷惑な言動をするお客さんのことです。
女の子を本気で好きになって勘違いする人、自分の妄想の中に女の子を当てはめる人、プライベートへの過剰な干渉……。
お気に入りであるはずの女の子の気持ちは無視して、自己中心的に振る舞い、迷惑をかけます。
すぐにでもNGにしたい「痛客」といえども、お客さん。
売上につながるので、お店には来てほしい。
そんな、なかなか切ることができない「お客さん」と「キャスト」の関係性が、余計に厄介な存在にさせてしまうのです。
お客さんだけど「痛い客」の問題点
キャバクラは「お客さん」を楽しませることがお仕事。
お客さんに笑顔で帰ってもらえるように、女の子たちはトークや気配りなど、自分のスキルを駆使して頑張っています。
でも「痛客」は、そんな女の子の気持ちや負担を考えず、自己中心的に振る舞い、女の子に無理な要求をしたり、情に訴えかけようとしたりするんです。
女の子はお仕事だからと、我慢を重ねることで、気持ちが落ち込んだり、イライラして仕事にならなくなるケースもあります。
「お客さんだから」と許されてしまうその存在が、女の子のメンタルを疲弊させる深刻な原因なのです。
「痛客」と「クソ客」の違い
「痛客」と「クソ客」
両者はよく同じように扱われますが、少しだけニュアンスの違いがあります。
キャストにとって、ストレスの原因となる迷惑なお客さんであることに変わりありませんが、痛客は感情的な負担、クソ客は行動的な問題が、その違いです。
例:恋人のように振る舞う/頻繁なLINEや電話/プライベートへの干渉 など
例:暴言や説教/無理な要求/セクハラ/無断キャンセル など
痛客の特徴あるある|キャバ嬢が困る具体的行動5選
痛客って、具体的にどういったタイプがいるのでしょう。
恋人気取りで距離感を間違える人や、自己中心的で話が通じない人など、いろんなタイプの「痛客」がいます。
特徴を知っておくことで、距離感や対応の仕方に余裕が持てるようになりますよ。
付き合えると思って無理な距離の詰め方をする
最も多い痛客の特徴が、ガチでキャストに恋をしてしまうパターン。
1回や2回話しただけで「俺たち、相性いいよね」と言ってきたり、LINEで「今度二人でご飯行こう」など、プライベートな関係を当然のように求めてきます。
付き合えるわけないのに、本気でその気になってしまうのが痛いところ。
キャバクラで使う疑似恋愛の営業トークを真に受けてしまう人がこのタイプ。
自己中心の妄想が暴走する
接客中の会話やしぐさがきっかけで「特別扱いされている」と思い込んで、自分の中だけで関係をどんどん妄想していくタイプもいます。
勝手に「俺のこと好きなんだろ」と勘違いしたり、「守ってあげる」など、女の子の知らないところでストーリーを作りあげてしまいます。
女の子が距離を取ると「なんで冷たいの?」と逆ギレモードになったり。
こういう人は、思い込みが自己完結して話がかみ合わないため厄介です。
尽くした分の見返りを求める
「何回も来てるんだから」、「お酒を入れたんだから」と、尽くした分のリターンを当然のように求めてくる痛客も……。
「こんなに〇〇してあげたんだから、彼女扱いしてもいいよね?」と「お客さん」と「キャスト」の関係がないものになってしまうくらい、自分勝手な要求をしてきます。
店外デートの強要
接客中の営業トークで同伴に誘ったのに、勝手に「自分に気がある」と思い込んで、店外デートに強引に誘ってくる人もいます。
何度断っても「じゃあいつなら空いてるの?」とか、「この前約束したじゃん」みたいに食い下がってくるので面倒。
断りきれずに応じてしまうと、余計に勘違いさせてしまうリスクもあるので、はっきりNOを伝える勇気も必要です。
プライベートを根堀り葉掘り聞いてくる
「どこに住んでるの?」「彼氏いるの?」「休みの日は何してるの?」とプライベートに土足で踏み込んでくるような質問を繰り返すタイプもいます。
お店の中だけの関係であることを理解せず、女の子の私生活まで知ろうとするのは、痛客の典型的な行動の一つ。
ほどよい営業トークの中に、さりげなく一線を引いてかわしましょう。
LINEで分かる痛客のサインとは?
お客さんとの連絡は、指名や売上につながる大事な営業の一つです。
特にLINEは電話と違って、相手の時間に気を遣わず送れる便利なツール。
しかし、痛客は「こちらの都合」を一切無視して、四六時中LINEを送ってきます。
お店で会うだけでもしんどいのに、プライベートの時間にまでLINEでしつこく絡まれるのは、本当にストレス。
ここでは「このLINEはヤバいかも?」と思った時の特徴を紹介します。
精神的にすり減る前に、危険サインを見極めて!
LINEの頻度が異常に高い
痛客のLINEでまず目立つのが、とにかく「回数」が多いこと。
仕事が終わってホッとしたい時間に、何十通ものLINEが来てたらウンザリですよね。
朝昼晩、関係なくメッセージを送り続けてきて、「おはよう」「今何してる?」「おやすみ」などの定型文が毎日。
返信しないと「体調悪い?」「何かあった?」と追いLINEしてくるので、通知が来るたびにストレスを感じてしまいます。
恋人気取りのメッセージを送ってくる
痛客はLINE上では、更に自分が近い存在ということをアピールしてきます。
「今日も会いたかった」「今度の休みの日、デートしようよ」など彼氏のようなメッセージが送られてきます。
お店で面と向かっては言えなくても、LINE上では「二人は運命の人」なのです。
ブロックしたくなるけどできない悩み
「もう無理……ブロックしたい……」と思っても、営業LINEでもあるから完全に無視したりブロックするのは難しいところ。
ブロックしたことで店にクレームを入れてきたり、出禁ギリギリの行動をされたり……というケースもあります。
ストレスになりすぎる前に、スタッフに相談したり、LINEの対応方針をしっかり決めておくことが大切です。
痛客への上手な対応法
「この人ちょっと痛いな……」と感じても、感情的に対応するのは逆効果。
痛客との関わりは、ストレスを減らす工夫と、自分を守る「営業スタイル」が大切です。
すべてのお客さんに完璧に対応しようとせず、時には周囲のサポートを頼ることも必要。
ここでは、無理せず上手に痛客をさばくコツを紹介します。
感情的にならず距離感を徹底
イライラする痛客にほど、冷静な対応が必要。
反応しすぎると、相手は「気にしてくれてる」と勘違いすることもあるので、あくまで淡々と「仕事として」の姿勢をキープしましょう。
たとえば、話す内容を業務的にとどめ、プライベートな質問は軽くスルー。
距離を取りつつも、冷たくなりすぎない「営業スマイル」が有効です。
タイプによって営業方法を変える
痛客にもいろんなタイプがいます。
恋愛系、妄想系、粘着系……。
タイプや個人の性格によって、それぞれの「ツボ」を見極めて対応してみましょう。
必要以上に期待させない距離感や接し方を工夫するのが、心の消耗を防ぐ賢いやり方です。
最悪の場合は「出禁」の提案も
あまりにもひどい痛客には、我慢する必要はありません。
嫌がらせやストーカーまがいの行動が見えたら、すぐにスタッフに相談し「出禁対応」をお願いするのも手です。
キャストの安全を守るのは店側の責任でもあります。
無理をし続けるよりも、自分の身を守る判断が一番大事。
トラブル回避を最優先にしましょう。
心の余裕がカギ!痛客対応に悩まない私になろう!
キャバクラで働いていると、痛客の対応に追われて、心がすり減ることもありますよね。
でも、そんな時こそ「心の余裕」が大切です。
しっかり割り切る考え方や、自分を高めることで見えてくる景色も変わってきます。
最後に、痛客に振り回されずに働くためのヒントや、心のダメージを減らす考え方を紹介します。
心のダメージを減らす「割り切り」の考え方
お客さんに本気で向き合いすぎると、精神的にしんどくなります。
だからこそ「仕事は仕事」と割り切る考え方も、とても大事になってきます。
嫌なことがあっても、「はいはい、また来たか~」くらいに流せるようになるとラクですね。
完全に無感情になる必要はないけれど、距離を取って、気にしすぎないようにするのが自分を守るコツ!
全員が痛客じゃない!太客との出会い向けてスキルアップしよう!
「キャバクラ=痛客ばかり」と思っているなら、それは誤解があります。
確かに痛客は一定数いますが、「紳士的で経済力もありキャストを大切にしてくれるお客さん」=「太客」の存在も忘れてはいけません。
「太客」に選ばれるためには、自分の魅力やスキルを高めて、「また会いたい」と思ってもらえるような存在になることが大切です。
自分を磨き続けてステージが上がった時、「痛客」の対応も、きっと今よりラクにこなせるようになっているかもしれませんね。
まとめ:痛客には割り切った対応をしてメンタルくるまで頑張らない
キャバクラというお仕事では、痛客の存在はどうしても避けられません。
でも、だからといって心をすり減らし続ける必要はありませんよ。
「仕事は仕事」と割り切る考え方や、トラブルになる前にスタッフに相談することも重要です。
そして、自分を磨いてステージを上げていくことで、自然と痛客との関わり方も変わっていきます。
大切なのは、お客さんすべてに完璧に応えようとしないこと。
自分のメンタルを守りながら、無理のない働き方をしていきましょう。