アフターとは?メリット・注意点・断り方まで徹底解説

キャバクラなどでよく耳にする「アフター」という言葉。
業界初心者の方にとっては、どんなことをするものなのか、絶対行かなきゃいけないものなのか、など疑問が尽きませんよね。
本記事では、「アフターとは何か?」という基本から、具体的な過ごし方、断り方のポイントまで詳しく解説します。
アフターとは?何をするの?
まずは「アフター」が指すものの意味や内容を紹介します。
アフターって何?
アフターとは、営業終了後にお客さんと店外で過ごすことです。
報酬は発生しませんが、指名の継続や関係構築に役立つ場合もあります。
ただし、プライベートな時間を割くことになるため、自分のペースで無理なく対応することが大切です。
一般的なアフターの過ごし方
アフターでは、お客さんと食事をしたり、カラオケやバーでお酒を楽しんだりすることが多いです。
お店とは違うリラックスした雰囲気で過ごします。
アフターの時間帯と目安時間
アフターは営業終了後に行われるため、開始時間はたいてい深夜0時以降になります。
どこに行って何をするかにもよりますが、時間は1〜2時間程度が一般的です。
アフターに行くメリット
基本的にアフターにはバックが付かないため、無報酬です。
プライベートの時間を削らなければならないので、体力的・精神的な負担が増えるというデメリットがあります。
「無報酬でプライベートが削られるのに誰が行くの!?」と思うでしょうが、実はアフターには嬉しいメリットもたくさんあるんです。
ここでは、アフターに行くべき理由について紹介します。
指名が継続しやすくなる
アフターに行くと、お客さんとの関係が深まり、次回の指名につながるチャンスを増やすことができます!
営業中は限られた時間での接客となりますが、アフター中のリラックスしながらの会話時間は、お客さんに特別感を提供できます。
アフターでしか与えられない特別感が、お客さんの満足度を高め、リピートする可能性を高めるのです。
人脈が広がるきっかけになる
アフターを通じて、さまざまなお客さんと交流することで、人脈が広がる可能性があります。
ビジネスやプライベートでのつながりが生まれることもあり、将来的なチャンスにつながることも。
高級レストランでの食事やプレゼントがもらえることも
アフターでは、お客さんが高級レストランに連れて行ってくれたり、プレゼントを贈ってくれたりすることがあります。
自分ではなかなか行けないようなお店や、思いがけない贈り物を受け取ることができるかもしれません。
タクシー代をもらえるケースもある
アフターの帰り道、タクシー代をくれるお客さんもいます。
深夜の移動にかかる費用を負担してもらえれば、安心して帰宅できますよね!
アフターにかかるお金は?
アフターでは、食事代や交通費などの実費がかかる場合があります。
アフター中に発生するお金について説明します。
食事代などはお客さん負担が一般的
アフター中の食事代や帰りの交通費などはお客さんが負担してくれるのが一般的です。
ただし、必ずどちらが払うというルールはないので、一応キャスト側もお金は用意しておくと安心です。
アフターにおけるプレゼントやチップの扱い
アフターでは、お客さんからプレゼントやチップをもらうこともあります。
店外で何かをもらってもルール違反にはならないので、素直に喜んで受け取りましょう。
受け取る際は、感謝の気持ちをしっかり伝えるのを忘れずに!
ただし高額な物や現金の場合は、税金がかかることもあるので、不安があればお店に相談しておくと安心です。
アフターに行くべきか?判断基準と断り方
大前提、アフターは強制ではありません。
自分にとって無理のない選択をすることが大切です。
迷ったときや断るのが不安なときは、以下のポイントを参考にしてみましょう。
アフターは義務ではない!行く・行かないの判断ポイント
以下のような点をふまえて、自分にとって無理がないかを判断しましょう。
・体調や次の日の予定に余裕があるか
・お客さんとの関係性に安心感があるか
・精神的にストレスを感じていないか
少しでも負担に感じるなら、無理せず断ってOKですよ。
お客さんを傷つけないスマートな断り方と例文
断るときは、やわらかく、簡潔に理由を伝えるのがコツ。
「行けなくて残念」という気持ちを出しつつ、誠実に断ることで、印象を悪くせずに済みます。
「今日はちょっと体調悪くて。元気になってからおいしいもの一緒に食べにいきたい!」
「先輩のアフターの方に行かなきゃいけなくて、今日は難しいんですごめんなさい……。」
アフターに前向きになれず、何度も断っているような場合は、スタッフに相談してみましょう。
お店関係で理由を作るのもアリですよ!
アフターでのマナーと注意点
アフターに参加する際は、仕事の延長と考え、丁寧な対応や適切な距離感を大切にしましょう。
安全面への配慮を忘れず、無理をせずに食事やお酒を楽しむことがポイントです。
お客さんへの配慮を忘れない
アフターでは、過度にプライベートに踏み込む必要はありません。
長くファンでいてもらうためにも、仕事の一環として、適度な距離感を保ち、丁寧に対応しましょう。
遠方や深夜の移動は避ける
深夜に遠方まで同行すると、帰宅が遅くなったり、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。
そのため、お店の近場で食事や飲み直しをすることがおすすめ。
送迎の際には、自宅の場所が知られないよう、注意しましょう。
もし不安を感じたら、無理をせず早めに切り上げる判断も大切です。
過度な飲酒は控える
アフターの場でも、自分のペースでお酒を飲むことが大切です。
無理に飲むと体調を崩したり判断が鈍ることがあるため、アフターこそ適量を意識して行動しましょう。
アフターを活用して指名につなげるコツ
アフターは、お客さんとの関係を深めるチャンスです。
アフターの時間を有効に使い、次回の来店につなげる工夫をしましょう!
お店とは違う一面を見せる
アフターは、営業中とは違う自然体の自分を見せられるチャンスです。
リラックスした雰囲気の中で接することで、新たな魅力を感じてもらえることもあります。
適度な距離感は守りつつ、お店ではしない話題、初めての場所に行くなどで関係性を深めましょう!
早めに切り上げ、次回の約束をする
アフターが長時間になると、疲れやトラブルの原因になることもあります。
早めに切り上げることで余韻が残り、「また会いたい」と思ってもらえるきっかけに。
「また今度ゆっくり話そうね」と伝えるだけで、次回の来店につながる可能性が高まります。
同伴とアフターの違いとは?
「同伴」という言葉もよく耳にしますが、「アフター」との違いがあいまいな人もいるかもしれません。
ここでは、「同伴」と「アフター」の違いについてわかりやすく解説します。
同伴とは?営業前の店外デート
同伴は、営業前にお客さんと食事や買い物などを楽しむ店外デートのこと。
アフターと違い、料金が発生するので、お店にとっては売上アップにつながる重要なものです。
同伴には、同伴料や指名料が発生し、キャストにもバック報酬が支払われます。
お店によっては、同伴ノルマが求められるケースも。
本入店の前にチェックしておきましょう。
同伴とアフターの主な違いを比較表で解説
項目 | 同伴 | アフター |
---|---|---|
時間帯 | 営業前 | 営業後 |
報酬 | あり(同伴料・指名料) | なし |
お店の関与 | あり(ノルマがある場合も) | なし(個人の判断) |
目的 | 売上アップ、指名獲得 | 関係構築、指名の継続 |
まとめ|アフターを上手に活用しよう
アフターは、営業後にキャストとお客さんがプライベートな時間を共有する特別な機会です。
アフターの時間を有効に使うことで、お客さんとより良い関係を築くことができます。
マナーを守り、相手への配慮を忘れずに、楽しいアフターの時間を過ごしましょう♪