帰省中の人間観察
お盆ですね。愛知県の実家へ息子を連れて帰省しました。遊園地に行ったり花火をしたり。久しぶりに家族全員に会うことができて、楽しい時間でした。
今日の記事は自宅から新幹線に乗るまでの間の出来事。素敵なジェントルマンと残念なダサダサマンの対比から余裕について考えました。
ジェントルマン その1 バスの運転手さん
最寄りのJRまでのバスの中。息子(5歳)は平仮名や数字を勉強中。帰省中もドリルをやろうねという私に、やらない…面倒くさーい!なんて返事をしていました。降車の際、息子が降りる時に「宿題、がんばってね。」とバスのマイクから声が!運転手さんが手を振ってくれていました。バスの運転手さんにマイクで励まされて、「うん、がんばるー!」と大喜びの息子。会話、聞いていたんだなーと思うと同時に、降り際にエールを送ってくれた運転手さんの優しさとユーモア、心がほんわか温まりました。
ジェントルマン その2 東京駅の通行者
東京駅に着くと、帰省ラッシュですごい人。一番近くは階段だけれど、仕方がない。息子のスーツケースと自分のスーツケースを両手に持って、「転ばないように降りてね、ママの後ろついてきて!」と言いながら階段を下っていると、すっと横に男性が。「一つお持ちしますよ。」とジェントルに仰って、下までスーツケースを運んでくれました。階段下で御礼を言うと、「子連れで一人では大変でしょう。気を付けてね。」と優しいお言葉。夏物のジャケットをさらっと着こなしていて、とっても格好良い。息子も「あの人、格好良かったね!」と感銘を受けた様子。
ダサダサマンとの遭遇
東京のお土産を買っていこうと東京バナナの列に並んでいた所、後ろの男性が「どんだけ待たせるんだよ。こっちは急いでんだよ。」と列の先に向かって悪態をつき始めました。嫌々並んでる感をずっと出していて、こちらまでどんより。お会計時にお店の一人が新人の様子だった所、「あー、だから遅いのね。もう終わった?!さっさとしてくれよ。」と圧力をかける。待ち時間、たった10分。超ダサい。並びたくないなら買わなければいい、急いでいるのはあなたの事情。誰でも新人の時には手際が悪いのに、威圧的に悪態をつかれたら縮こまってしまいます。
余裕がある人は素敵
図らずもほんの1時間のうちに素敵な男性とダサい男性の両方を観察して気付いた事。
余裕のない人はダサい。近くにいるだけでも、嫌な気持ちが伝染する。不安を感じて、思わぬトラブルに巻き込まれる危険性を感じた。
逆に、ユーモアと優しさのある人って本当に素敵。余裕が感じられるし、近くにいると爽やかな気持ちになる。
余裕と言っても時間、経済面、心理と色々あるけれど、ちょっとした心の余裕なら深呼吸をすれば作れる。
私自身も余裕を持って人に接したいなと改めて思った出来事でした。