お子様や女性が一人で帰宅する時、どんな風に気を付けたらいいでしょうか?
たった1つのアクションですが、重要な事です。

玄関を開ける前に、一度振り返って周囲を確認すること。

とても簡単な事ですが、後ろからの抱き着きや押し入りを防ぐための1アクションです。
意外と言葉にしたことがないのでは?

いつも気を付けている方には、当たり前のことかもしれませんね。けれども、子供や若い女性は人生経験も少ななく想像できる範囲も狭いもの。分かっている人にとっては当たり前の「気を付けて」が具体的にどのような動作を言っているのか分からない事が、被害につながります。

私自身、高校生の頃にボ-ッと家に入ろうと鍵に手をかけていたら、急に後ろから男性が出てきて抱き着かれ、危うく押し倒されそうになったことがあります。クラス1を誇っていた肺活量で大声を出した所、相手は走り去っていきましたが、震えながら電話して警察を呼びました。状況を説明するために、同じ体制を男性警官と再現しなくてはならならず、苦痛でした。

そして、その時の警察の方々の言葉が今も忘れられません。

「君みたいな小柄で可愛らしい子は狙われやすいから、気を付けて!」

全く、何をどう気を付けたらいいのか分かりませんでした…。外見上の要素は変えられませんし、「気を付けて」ってとても抽象的な言葉では具体的にどうしたらいいのか、当時の私には???でした。

また、「噂になるかもしれないけど、被害届どうしますか?」と聞かれました。

いやいや、被害届出します!出さないと泣き寝入りすると思われてまた狙われるかもしれないし、むしろ噂になってくれた方がいいじゃん!と私は思っていたのですが、そういう意味ではなく、将来を心配してくれていたようです。

近年は女性も声をあげていくことへの社会的意識が高まっていますが、当時は違い、長い間モヤモヤとしていました。同じような被害に遭う女の子を減らせるように、「気を付けて」を解説したいという想いから、犯罪心理学や犯罪機会論をベースにした「護身マナー」を発信しています。

その人の環境や状況に応じて変わってくるのも、護身マナー。例えば、階段のように死角になっている場所が近い部屋の場合は、死角になっている場所の気配を確認してから部屋の鍵を開けましょう。

また、玄関を開けた時には声に出して「ただいまー!」と言ってください。

そのためのアイデアをご紹介した記事がこちら

人の目・光・音があると、相手は警戒します。3つを意識的に発生させることが、防犯のポイントです。ぜひ意識してみてくださいね♪