危険が目の前に迫った時、自分の体のどこを使ったら良いでしょうか?
女性にも使いやすい、3つのポイントをご紹介します。
① 肘(ひじ)
② 膝(ひざ)
③ 掌底(しょうてい)
これらの共通点は、攻撃に使った場合に相手にダメージを与えやすく、自分は痛みが少ないという点です。
肘と膝は骨が強い場所で、肘打ちや膝蹴りは護身術の定番です。
では、掌底とは?
掌底は、手のひらの親指の付け根から下、手首までの一帯を指します。この部分は肉が付いているので攻撃に使っても痛みが少なくてすみます。英語ではパームヒール(Palm heel)と呼ばれます。
パームストライクという技では、相手の顎に向かって掌底を突き出して使います。顎を下からぐっと押し上げる事で頭部のバランスが崩れるため、相手に隙ができます。
肘打ち、膝蹴り、パームストライク、どの技も相手と至近距離で使う事になります。
そのような状況とならない様に防犯対策をすることと合わせて、いざという時に自分を守る知識もあると良いですよね。
掌底の場所、ぜひ確認してみてください。