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人間関係をスムーズにするクッション言葉
依頼の仕方で印象が変わる
社会人になると、学生時代よりもコミュニケーションする人の幅が大きく広がりますよね。
今日は、仕事をする上で欠かせない「依頼」をスムーズにする「クッション言葉」をご紹介します。
「クッション言葉」とは、字の通り言葉のクッションです。
例えばあなたが何かを頼まれる時、
「〇〇してください。」と「お手数ですが、〇〇してもらえますか。」
どちらが気分が良いですか?最初の台詞だと、素っ気なく感じてしまいますよね。
一つ目のセリフは、「命令形&クッション言葉なし」。二つ目のセリフは「依頼系&クッション言葉あり」。
人に依頼をする時は基本、「依頼系&クッション言葉あり」と覚えましょう。
最初に覚えたいクッション言葉5選
お手数ですが
一番使いやすいクッション言葉。依頼は相手の時間を使うもの。この一言は相手の時間への気遣いを表します。
お手すきの時に
それほど緊急度が高くない、期限にゆとりのある用件に使う。
恐れ入りますが
目上の方や、取引先、顧客に動いて頂く時に使う言葉。
恐縮ですが
恐れ入りますよりやや堅い言葉。面倒な事を頼む時や、こちらにミスがあった時にも使う。
申し訳ございませんが
こちらにミスがあった時や、相手の時間を多く使う時に使う。
クッション言葉のトッピング
依頼の内容が手間のかかる業務であったり、相手がとても忙しそうな時には、クッション言葉をトッピングしましょう。
トッピングは「大変」「誠に」「お忙しい所」。
この3つを覚えておき、クッション言葉と組み合わせます。
例えば、「大変お手数ですが」「誠に恐縮ですが」「お忙しい所恐れ入りますが」のように使います。
期限はきちんと伝えましょう
いつまでに返事をして欲しいという希望があれば、必ず具体的に伝えましょう。
相手も色々とある業務の中から優先順位をつけて動いています。忙しいと期限のない依頼は後回しにされてしまいます。
「今日の〇〇時までに」「今週中に」「来週〇曜日までに」「〇日までに」
仕事がスムーズな人からの依頼には、「期限」が「具体的に」書かれています。
至急は簡単に使うべからず
急ぎの用件があると、「至急、お願いします!」と言ってしまいますよね。
その「至急」、本当に「至急」ですか?
「至急」という言葉は「すぐにやって!」という大変強いニュアンスがあります。
相手にも仕事の段取りがある中、「至急」で割り込む案件は慎重に出しましょう。
逆に、「至急」を乱発する人の案件を良く見てみましょう。
意外と緊急性が低い案件が紛れていますよ。
気楽にこつこつ
相手によって同じ言葉でも受け取り方が違います。
仕事をしていると自分の思うようにいかない時もあり、疲れたなって時もありますよね。
コミュニケーションはトライ&エラー。
失敗も学びの種と思えば大丈夫。気軽にいきましょう♪